活動レポート

豆 『はっぴい文庫』・東京都健康長寿医療センター

 
 

控室では 本のカバーかけや、整理を行います。

 
 本をブックトラックに載せて病室をまわります。


 センターの前身である養育院は、明治5年に開設した病院で、その歴史を受け継ぎながら、急性期の高齢者病院としても38年の歴史のある病院です。小児科と産科以外はすべての診療科があります。時には10代、20代の方も入院されることもありますが、多くは高齢者の方々です。 急性期の病院でありながら、アットホームな雰囲気の病院です。 ピンクのエプロンをつけたボランティアがそんな病院内を巡回し、図書の貸し出しをしています。
週1回を交代で巡回している「はっぴい文庫」の来室を 患者さんは心待ちにされていて、本の貸し出しを通じての会話も楽しみにされているようです。 図書は職員の方々に寄付を募り、「高齢者の方でも読みやすいように文字の大きいもの、最新のものを」と呼びかけています。 入院生活に少しでも拠り所となるように、「はっぴい文庫」は活動しています。毎回、患者さんの笑顔に出会えることを楽しみに!

 (古田看護部長より原稿をいただきました)



 次回は「虎の門病院分院」の活動をご紹介する予定です。