遠藤ボランティアグループの お知らせ

2017/11/28 記
35周年記念のランチョンパーテー
2017年11月18日遠藤ボランティアグループの35周年記念のランチョンパーテーが代官山レストラン シェ・リュイで開かれました。
遠藤先生ゆかりの方々をお招きしまして、OBの方々参加者30名の和やかな雰囲気と美味しい料理で会を開くことが出来ました。
活動場所の病院の院長先生方には手作りの感謝状を会員・OBの方々には活動の時につけていただくよう缶バッチを作りました。
これからも遠藤先生の 理念・・・四つの願いを大切に今後も活動に励みたいと思います。

2016/12/20 記
活動レポート
〜遠藤周作の祈り(心あたたかな医療)を求めて35年のいま〜    代表 原山建郎氏

35周年を前にして原山代表は「心あたたかな医療」への期待や提案、そしてその成果、或は未解決の課題の検証などについて、取材に基づく いくつかの話をされた。

1、難病に苦しむ入院中の子供に寄り添う家族のための滞在施設(ドナルド マクドナルドハウス)の取材レポート

1、「言葉は薬である」という信念のもと、東大病院入院案内の文言改訂の提案

1、「枯れるように死にたい」の著者、田中奈保美さんとの自然死についての貴重な示唆からのポイント

1、当初代 代表「和波その子氏」が1985(昭和60年)に発足させた視覚障害者の外出介助を目的としたもう一つのボランティアが、その功績によりヘレン・ケラーサリバン賞(2005年)受賞の紹介

1、内科医、倉富孝子氏(2009年没)に遠藤周作氏が声をかけて始めた「老人のための老人による介護ボランティア、銀の会」について写真を交えての報告など

拝聴後、質疑応答、出席者でディスカッションにて意見を交わした。

講座係 石川
2016/11/23 記
NHKラジオ第二放送(AM)「宗教の時間」に、当グループ代表の原山建郎が出演します
来る12月18日(日)朝8:30〜9:00が最初の放送、12月25日(日)夜6:30〜7:00に再放送予定のNHKラジオ第二放送の「宗教の時間」で、『神は愛の行為しかなさらない――遠藤周作の信仰と心あたたかな医療』のタイトルで、いまから34年前に遠藤周作さんの提唱で始まった「心あたたかな医療」キャンペーンが、2016年現在、日本の病院は患者にどのような医療を提供しているか、日本に「良医」は増えているか、また、現在の病院ボランティア活動などについて、出版社勤務時代に遠藤周作番記者であった経験も含めて、遠藤ボランティアグループ代表の原山建郎が話します。
2016/11/05 記
講座のお知らせ

この講座は修了しました

この講座は『会員のみの勉強会です』

日 時:11月12日(土)13:30〜15:30 (13:15受付)
場 所:いたばし総合ボランティアセンター 1F 第2ボランティアNPOルーム
テーマ:『「病院はチャペルである」―遠藤周作の祈り〈心あたたかな医療〉を求めて35年―』
講 師:原山建朗 氏
      遠藤ボランティアグループ代表、武蔵野大学仏教文化研究所研究員、日本東方医学会学術委員
      健康ジャーナリスト(医療ジャーナリスト懇話会会員)、日本文藝家協会会員


「心あたたかな医療」運動が35年を迎えるにあたり検証取材を進めていまして、その取材から気づいたことを中心に話してくれます。
受講後、ディスカッションにて意見交換をいたします。
活動に、そしてプライベートにおいても実りのある2時間です。また、遠藤周作さん由来の秘蔵の品を見せてくれます。


取材先
  ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティが運営する「東大ハウス」など、
  日本に11カ所ある「難病の子どもが受診する際に、お母さんが宿泊する施設」。
 『枯れるように死にたい』(新潮社)の著者・田中奈保美さん。
  また元東大病院長で現在は日赤医療センター名誉院長の森岡恭彦さん。
  このほか、年内取材をめどに、在宅ホスピス医の内藤いづみ先生、
  在宅看護研究センター代表の村松静子さんなど、改めて「心あたたかな医療」運動の35年を伺う予定。

2016/11/01 記
宗石氏の講座レポート

祥月命日

 足繁く通ったと言われている神保町の喫茶店[さぼうる]に行ってきた。

 ご命日なので、遠藤さんが好きだったコーヒーと自分の分のいちごジュースを注文した。店内には遠藤さんの写真が飾られており、マスターのご厚意で写真が正面に見られる特等席に移動させてもらった。私は、遠藤さんがよく座っていたという窓際の席に目をやり、心の中で9月24日に行われた講座の報告をした。

 今回は介護教員の宗石光英氏をお迎えして、高齢者の老化に伴う心理および身体の変化や、かかりやすい疾病について教えていただいた。
 被介護者の理解を高めるためには、受容・共感の基本に加え、「私も(誰でも)そうですよ」と声をかけることで勇気を与えると言われている。そんな一般論を頭の片隅に置きながら、一聴講者として宗石先生の講義をお聴きしたが、途中からそんな理屈はすっかりと忘れ、人の心を和ませるユーモアに富んだお話で会場はたちまち穏やかな雰囲気に包まれた。認知症の特徴と接し方を「自身がこんな状態になったら」の視点で、実践的かつ、平易にご教示下さった。講座後のアンケ−トからも「難しく考えがちなテーマを逆算思考のわかりやすいご指導で腑に落ちた」と会員からの感想が多く寄せられた。

 マスターが「背が高くてね、曲がったことがお嫌いな方でしたよ」と仰っていた。
遠藤周作さんの提唱した「こころあたたかな医療を願う」からスタートした活動を継続していく中で、一旦立ち止り遠藤ボランティアで出来ることは何かを再考する有意義な時間となったと思った。

講座係 山崎
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